原文來自NHK專題報導

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170921/k10011150701000.html

有任何翻譯錯誤還請指正,謝謝

 

変わる高校野球~タイブレーク導入へ

改變的高中棒球~邁向實施突破僵局制

 

甲子園でさまざまなドラマを生んできた延長戦。これが大きく変わるかもしれません。延長戦でランナーを置いた状態から攻撃を始める「タイブレーク制度」が来年春のセンバツ高校野球から導入されることになったのです。

過去甲子園延長賽中,曾誕生過各種戲劇性的戰況。這點在未來可能會大幅改寫。明年春季高中選拔賽,將正式導入在延長賽一開始時就放上跑者進行進攻的「突破僵局制度」。

 

タイブレーク導入へ

邁向實施突破僵局制

 

「タイブレーク」は、延長戦で決着をつけやすくするため、ノーアウト一塁二塁など得点が入りやすいランナーを置いた状態から攻撃を始めるものです。

「突破僵局」是為了盡早在延長賽中分出勝負,以無人出局,一二壘等容易得分的位置上擺上跑者,並以此狀態開始進攻。

 

国際大会や大学、社会人野球ではすでに導入されています。高野連=日本高校野球連盟では、選手の体への負担を減らすことができるのではないかとして、ここ数年、春と夏の甲子園でのタイブレークの導入について検討してきました。

此制度已經在國際賽與大學、社會人比賽實施中。而高校棒球聯盟(簡稱高野連)則以是否能夠減輕選手身體負擔為考量,對這幾年是否將突破僵局制納入春季和夏季甲子園進行商議。

 

 

しかし、「高校で野球を終える選手もいる中で、最後の試合をタイブレークで終えるのはいかがなものか」など人為的に決着をつけることに否定的な意見も根強く、議論は平行線をたどってきました。

不過,「既然有只打到高中畢業為止的選手在,那麼最後卻是以突破僵局結束棒球生涯真的好嗎?」等等認為這是人為介入的勝負,因此反對的意見也相當強烈,雙方討論沒有交集。

 

ことしのセンバツで導入が加速

今年的選拔賽致使實施突破僵局加速化

 

そんな中、導入への流れを決定的にしたのがことしの春のセンバツ高校野球でした。

而在這之中,之所以會導向決定要實施突破僵局制的,是今年的春季高中棒球選拔賽。

 

大会7日目、第2試合と第3試合がいずれも延長15回で決着がつかず、春夏通じて初めて2試合が引き分け再試合となりました。さらに雨で1日順延になったこともあって大会の休養日がなくなり、連投を強いられるピッチャーも出ました。

在大會第七天,第二場與第三場比賽都打到延長賽十五局而未分勝負,使得春夏甲子園史上首次出現兩場比賽必須重打的狀況。接著又因下雨順延一天,使得本來大會的休息日被臨時取消,而出現迫使投手必須連投的狀況。

 

こうした事態に、高野連には選手の健康面を心配する声が多く寄せられ、導入に向けた議論が一気に加速しました。高野連はことし5月に全国の都道府県連盟に対して甲子園でのタイブレーク導入の賛否を問うアンケートを行いました。

針對這種情形,高野連收到許多擔心選手健康的意見,因此一口氣加快實施突破僵局制的討論。在今年五月,高野連向全國各個都道府縣聯盟進行問卷調查,是否贊成在甲子園引入突破僵局制度。

 

その結果は大半の38の連盟が賛成でした。また、全国34の連盟では、春の地方大会ですでにタイブレークを導入していて、その結果、タイブレークに入ると、平均で1.3イニングで試合が終了し、延長戦の回数の短縮に一定の効果があがっているというデータもあり、導入を後押ししました。

問卷結果為過半的38個聯盟表示贊成。另外,全國有34個聯盟,已經在春季地方大賽中實施了突破僵局制,以結果來看,在突破僵局制之下平均只花一點三局就能結束比賽,對縮減延長賽局數有一定的效用,有此數據可支持著實施的一方。

 

(譯註:根據WIKI,總共是38個聯盟贊成、2個聯盟反對、7聯盟未表態

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%AF

 

ベストではないが次善の策

雖然不是最好的辦法也起碼是第二選擇

 

そして今月19日。高野連は、理事会などを開いて、来年春のセンバツからの導入を決めました。これまでの大会で90%以上の試合が12回までに終了しているという統計から、タイブレークを行うのは延長13回からとし、とりあえず準決勝までとしました。

接著在本月(註:20179月)19日。高野連召開了理事等會議,決定在明年春季選拔賽中實施突破僵局制。根據統計,大會目前為止的比賽有超過90%是在第十二局前結束,因此想以從十三局開始突破僵局,並暫且到四強賽為止實施。

 

決勝でも行うのかやランナーを何塁に置いて始めるかなどこのほかの具体的なルールについては今後、さらに議論したうえで11月までに決めることになりました。

至於冠軍賽也是否要實施,以及將以跑者分佔哪些壘包開始進攻等具體規則,將在之後繼續討論,並且在到11月為止做出決定。

 

高野連の竹中雅彦事務局長は、「選手の健康面などを考えると、タイブレークを導入せざるをえない時期に来た」と話し、「成長途中の高校生の体を守ると言う意味では、ピッチャーの投球回数や投球数を制限するのがいちばんいいと思うが、投手力が豊富な強豪校に優位に働くなど現時点では導入するのが難しい。タイブレークはベストではないが、次善の策だと思う」と説明しました。

高野連的竹中雅彥事務局長表示:「考量選手的健康等因素,已經很難不考慮實施突破僵局制了」、並說明:「我想對還在成長的高中生來講,如果要保護他們的身體狀況,限制投球局數或投球限制是最佳的方式,但這樣會使得對投手戰力充沛的強校佔據優勢,因此在實施上有困難處。我認為突破僵局制雖然不是最好的方式,也起碼是第二選擇。」

 

反応はさまざま

各式各樣的意見

 

正式に導入が決まったタイブレーク。

正式決定實施的突破僵局制。

甲子園で活躍した人たちからはさまざまな意見が聞かれました。

從曾經在甲子園活躍的選手們得到了各式各樣的意見。

 

早稲田実業のエースとして甲子園に春夏合わせて5回出場した荒木大輔さんは、「けがのために野球ができなくなる選手が減るのではないかと思う。タイブレークにはタイブレークの緊張感があるし、選手たちの野球人生にマイナスになることはないのではないか」と好意的に受け止めています。

以早稻田實業王牌身分,合計在春夏甲子園共出場五次的荒木大輔表示「我想這不是有助於減少因受傷而沒辦法繼續打球的選手嗎。而且突破僵局制也有突破僵局制的緊張感,我不認為對選手的棒球人生是一種扣分喔。」顯示出他對突破僵局制的認可與理解。

 

一方、昭和44年、夏の甲子園の決勝で、青森の三沢高校のエースとして、延長18回、0対0で引き分けとなった試合と翌日の再試合を1人で投げ抜いた太田幸司さんは、「選手はふるさとの代表としていろいろな思いを背負って甲子園に出場しているので、タイブレークで決着がつく試合はあまり見たくない。高校で野球をやめる選手もいるので、すべてを一律に規制するのはどうかと思う」と疑問を投げかけています。

而另外,在昭和44年(譯註:1969年),在甲子園冠軍賽中,以青森縣三澤高中王牌身分登場,打到延長賽18局都還是00,隔天再補賽依舊是一個人投完的太田幸司則表示:「選手可是各自故鄉的代表,背負著許多期望在甲子園出賽的,所以我不想看到比賽勝負是由突破僵局來決定的。而且也有人棒球只打到高中就結束,因此我覺得齊頭式的硬性規定很不妥當。」

 

変わる高校野球に注目

關注改變的高中棒球

 

高校野球は、体力の限界までプレーする選手たちの姿が大きな感動を呼んで来ましたが、これまでにも選手の負担軽減を図るために、延長戦の回数の短縮や休養日の導入などさまざまな対策が講じられてきました。今回新たに導入が決まったタイブレークで、高校野球が今後、どう変わっていくのか、注目です。

關於高中棒球,選手們竭盡所能的打球姿態曾帶來許多的感動,但至今也為了減輕選手負擔,採取了減少延長賽局數以及實施休息日等措施。這次決定新實施的突破僵局制,將帶給高中棒球未來甚麼樣的改變,值得關注。

 

 

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